「お前は女の子なんだから野球やるなよ!」

「うるっさい!死ねクソ畠!」





01.Bonjour



私は三橋。廉の双子の妹だった。
ただ廉と違って気が強くてお転婆で。廉と一緒で野球が好きで

そいで


廉が大好きです。



そんな廉が大好きな私が突然一時廉とお別れでした。

廉はおじいちゃんの学校に行ったから。いや、ほんとは私廉と一緒の学校でした。

ちょっと問題を起こしただけで。です。





「あ、あんたら、廉を何だと思ってる・・わけ?」


「あんな、ダメピ使えるかよ!」

「お前も片割れもダメだな!」



「黙れこのカスども!」




私はちょっと近くにあったバットを、



振り回してしまいました。











あんまりですよね。私は、廉と一緒がいい、のに。



「いや!廉とわかれんの絶対いやだ!」

〜。あんまりわがまま言わないでちょうだい?」

「〜〜〜っ!」

っ、」

「廉・・・・。」

「こっち、遊びに、来て、よ。」

「れんーーーーーーーーっ!」


私は涙ながら廉とお別れしました。

そのとき私は桐青学園の中等部でした。
私はシニアで四番で打ってました。けっこう強いチームなのに、女が四番で
ねたまれたりしたんですけどね。野球はやめませんでした。
野球をやってるためかあっちの野球部で
りおとか、準さんとか和さんとか、慎吾さんとか迅とかヤマちゃん先輩とか、
仲良しになった人たちです。

でも、

やっぱり廉がいないと生活が輝きませんでした。

ケータイで一日一回はメールしたり、手紙かいたり、
でも、試合の日は教えてくれませんでした。

そして中学を卒業したこの春、私は野球をやめて西浦高校に入学することができるそうです。



from:三橋
――――――――――
件名:廉へ
――――――――――
本文:廉、私ね、
西浦受かったよ!
一緒の学校また行ける
ね。よかった。


あっちでも、野球、
廉は続けてね。





卒業式の最後私はりおの家に準さんとお邪魔してた。

「そーうしんっ。」

「なぁーにメールしてんのぉー?」

「あ。りおー。」

「りおーって伸ばし棒つけないでよぉ。なんか間抜けみたいじゃん。」

「りおーはりおーですー。」「俺も同感。」

あ、準さんも同意してくれた。

ひどい・・・。ねぇ、さっきなんてメールしたのぉ?」

「いいジャン別に!」

「あ、気になる!」「や、やめ!人のプライバシーのぞくな!」



そのときみるるっと音が鳴り着信ボックスに未読のメッセージが入った。


from:三橋廉
――――――――――
件名:Re:廉へ
――――――――――
本文:俺もと同じ
学校入れて嬉しいよ。

なんで、は野球やめ
ちゃうの?




「なに・・・これ・・・・。」

「・・・・・。」


・・野球やめちゃうの?」

「りおには、関係ないジャン。」

「どうしてだよぉ!」

「関係ないって言ってるでしょ!!?」


「おちつけよ。」


準さんの声がやけにはっきり響いた。


「・・・・・準サン。」

「俺関係ないとは思えないよ。。」

「準・・・さん?」

「どうして、やめんの?」



「・・・・・・。」



私は涙腺がゆるくなったのがわかる。
目じりが熱い。



「だ、だって。」



「うん。」



「女の子は甲子園、行けないもん・・・っ!」


私は女だから。どうして、男に生まれなかったんだろう。
涙を流しながら言い終わると準さんはやさしく頭を撫でてくれた。


「学校西浦でもさ。」


「うん。」

「野球。関わんな?」


「そんなことしたら、」

「桐青と敵同士になるって?」


こくこくと私は頷いた


「どっちが負けても勝っても甲子園につれてってやるよ。いやでもな。」

中学生としての生活が終わりました。