**僕達は離れないように。〜花井編〜**



「はーないっ!」


「・・・・・・・・かよ。」


彼は、野球部日誌を付けていたところだった。



「何よ。その扱い。かよって。」


「どーしたんだ?」

「・・・・・・・・・・一緒に帰ろうかなーなんて。
          あ、はは!ごめんごめん!一人で帰る!」

「いいよ。もう遅いし、おくってく。」


星空がやけに輝いて見えた。

夏の大三角形が切ないくらい愛おしかった。


「・・・・・・・・・。」

「何?花井。」

「手、」


「ん?」

「手繋がねぇか?」


「・・・・・・・・・・・。」

「別に・・嫌ならいいけど!」

「花井、手、繋ご。私達は、織姫と彦星みたいに離れないように。」


「おぅ。」


手から伝わる体温がまた、愛おしくなって。

手から伝わる体温が、好きになった。









**twinkle twinkle star dust〜泉編〜**


「こうちゃん。」

「お前そう呼ぶの止めろよなー。」

「なんで!!幼馴染だからいいじゃない!」

「もー・・・・。こーちゃん。」

「おい、人の話聞いてたか?」

「聞いてたわよ!」

「・・・・・もう小さくないんだから。」



「・・・・・・・もう知んない!こーちゃんの馬鹿!」

「あーあー!結構だっつの!」

そういってあいつは出ていっちまった。
別にいい。は昔からそういうやつだったし。


「・・小さい頃に戻りたい。」



そうつぶやいては、教室を出て行った。


小さい頃ってなんだよ。


好きな奴に、そう呼ばれたくないとか・・・あるだろ。



走って、走って、を追いかけた。

「馬鹿。」


そういって小さい背中を抱きしめた。


「こーちゃ、」

涙がほたりほたりと落ちてるを見ると。

大罪にしか思えなかった。


「なぁ。お前さぁ。好きな奴にそうやって呼ばれるのは・・・
               せつない、つか・・・・な?」

「こーちゃん、ううん。こうすけ。ゴメン。」



俺達は二人で星屑が降る丘を登っていった。






***あとがき
今回は花井と泉だけです。
なんか即興でよくわからないです(オイ。