「はい、これ。」

「ん?」

「奢りじゃないけど。手作りだけどさ。」

「おおー、さんきゅ!」



「じゃ、私いくから。まだ作品できてないし。」


「おー。」



中身は、私がすきな蜂蜜にした。

甘いものは疲れをとってくれる。

野球頑張ってほしいし、

愛情で、いっぱいで、

高瀬にはなによりそんなおもいで

このサンドイッチを作ったのだから。



「よー、!青春してんなー。」

「花本先生・・・?」

「高瀬がっついてたぞ。サンドイッチ。」

「ホントですか?」

「おお、中身は体力回復のための蜂蜜か?」


「ええ。」


先生は、なんでもお見通しだった。

高瀬はそんなことも知らずに、

今頃パンと蜂蜜をがっついて。


私はくすり、と笑った。


そのままとろけてしまえばいい。
蜂蜜のように、甘く、黄色く。

そのまま。

何もかも。

大好きな歌のように。

大好きなアナタのこと思って。





恋とは所詮こんなものだ。



++あとがき
なかなかでてこない高瀬氏。